2021-04-21 第204回国会 衆議院 法務委員会 第16号
先ほどちょっと時間の関係で資料を御説明できなかったんですが、私の方で御用意させていただいた資料の十一番、補完的保護対象者資料という全国難民弁護団連絡会議が調査をしたものがございます。
先ほどちょっと時間の関係で資料を御説明できなかったんですが、私の方で御用意させていただいた資料の十一番、補完的保護対象者資料という全国難民弁護団連絡会議が調査をしたものがございます。
二月二十六日に、三つの団体、全国難民弁護団連絡会議と、入管問題調査会と、全件収容主義と闘う弁護士の会、ハマースミスの誓いという、この三団体連名で緊急要請が政府に提出されております。 その第一に掲げているのは、新型コロナの陰性が確認された場合は全て解放してくださいということがあるんですね、入管施設から。
具体的に言うと、二〇一七年、二年前の九月に、全国難民弁護団連絡会議という団体が当時の法務大臣宛てに、難民審査参与員の問題発言・行動に対する申入書という文書を出しているわけでございます。私もこれを一読しておりますが、この内容が事実であると、ちょっと看過できないものが含まれております。
全国難民弁護団連絡会議代表の渡邉彰悟弁護士は、難民認定を受けられない多くの難民たちは入管施設に無制限に収容され、心と体がむしばまれ、第二の迫害とも言える苦痛に直面していると訴えておられます。現状を御理解いただけるよう、具体的なケースを御紹介したいと思います。
まず、全国難民弁護団連絡会議によりますと、難民審査参与員による不適切な発言はほかにもあり、御紹介した問題発言は氷山の一角と指摘されております。法務大臣は、九月二十二日の記者会見におきまして、過去の事実確認の必要性については入国管理局において適切に判断するという方向で進めてまいりたいと思っていますというふうに発言されております。そのほかの事例についてもこれは調査されたのでしょうか。お願いいたします。
実は、全国難民弁護団連絡会議というところの調査報告があります。ちょっと幾つか紹介させていただきますと、これは、裁判において弁護士が調査官に幾つか聞いているんですが、難民調査官に任命されるに際して何ら特別な研修を受けたこともない、入省三十二年目にして突然難民調査官に任命されて、二年間のみ難民調査官として勤務した。
ここに、全国難民弁護団連絡会議がお調べになった「難民調査官の資質、技能、知識や態度が問題となった事例 二〇〇三年二月」というものがあります。ここに載っていることを聞いたら、驚くべきことがいろいろ書いてあるわけです。 難民調査官に任命されるに際して何ら特別な研修を受けることなくそのまま業務についていた事例。